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治療体験記 vol.40

『後天性側弯症と椎間板ヘルニアが完治!』
極度のストレスが背骨を歪める(実際の治療より)インタビュー

広島県より来院 坂本さん

広島県福山市より来院 坂本さん

(坂本さん談) ある日、突然歩行困難になり病院へ行くと診断名は、『後天性側弯症』と2か所の『腰椎の椎間板ヘルニア』と診断されました。

症状が重く10歩もまともに歩けず、病院へ入院となったのですが、一向に改善されず、自分の意志で退院を申し出、藁をもすがる思いで滋賀県の酒井院長の元へ家内に支えてもらいながら連れて行ってもらいました。

酒井院長は、私が大学卒業後大手紳士服メーカーに就職し二万人を超える従業員のなか、全国トップ争いをさせていただいた盟友です。その後お互い違う路を志し、酒井先生のご活躍は広島県まで届いておりました。まさか、私が患者としてお世話になるとは夢にも思っていませんでした。ですが、『酒井先生なら必ず治してくれる』なんとかしてくれるという信頼といいますか、確信みたいなものが私の中にはあったように思います。

酒井先生

院長: 側弯症(背骨の歪み)の場合、先天的なものと後天的なものに大きく分けられ、先天的なものは、治りにくいと言われております。
後天的なものは、かかってきた年数にもよると思いますが、一般的には治りにくいとは言われておりますが、治るものも、なかにはあります。

坂本さんの場合、広島県にお住まいでしたので、奥様はいったん広島に帰ってもらい、ご本人は近くのホテルに泊まってもらうことにし、21日間、集中して朝と晩1日2回ずつ治療をすることにしました。

【問診】
もともと坂本さんは、健康そのものの方で、スポーツも万能で、どうして短期間でそういう状態になってしまったかと問診しながら聞いてみますと、西日本の大きな電気会社の社長というポジションで、日々のプレッシャーと強いストレスがあったようです。

その結果、ストレスのセンサーでもある、 副腎に極度のストレスがかかり、その関連筋である姿勢をシャキッとさせる脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)や腰をしっかり支えている腸腰筋(ちょうようきん)の筋の持続性が失われ、結果、背骨が歪み、ヘルニアや後天性の側弯症を起こしていることが分かりました。最初はベッドで寝てもらうのも大変な状態で、とても骨盤のゆがみや全体を診る治療はできませんでした。
 なので、主に原因になっている副腎皮質ホルモンを正常に出す治療のみに専念することにしました。すると、3、4日過ぎたあたりからようやく寝返りがうてるようになり、診察台で上向きや下向きで何とか少しの間なら治療が出来るといった具合でした。

10日間くらいは動作をするのが非常に辛そうでしたが、徐々に痛みを取っていけるように心掛け、毎日辛抱強く励ましながら治療を進めていきました。
そして、今でも鮮明に覚えておりますが、11日目を過ぎたあたりからある変化が生まれ始め、副腎の治療を重ねてきた効果として身体に力が入るようになり、自力で診察台のベッドから起き上がれるようになってきました。

坂本さん(登壇写真)

お仕事をされている坂本さん(登壇写真)

(坂本さん談) また、酒井先生が献身的に一生懸命になって治療をし、励まして下さり、心から感謝の気持ちが湧いてきまして、自分でも絶対に治すんだ!という強い気持ちが自然にでてきました。

 今回、自分自身が病気となり気がついた事の一つとして、家族への感謝ですね。妻に対しても「今まで結婚して以来、何でもやってもらうことは当たり前と思って偉そうに言っていたのですが、今回自分がこういう状態になり、妻にやってもらうこと全てが当たり前ではないとわかったのです。」「ご飯を作ってもらったり、着替えを用意してくれたり、子供たちの面倒を毎日みてくれていたりしていた事、この経験を通してつくづく当たり前ではないんだと気づかせてもらった感じで・・・。」

坂本さん

それから、治療を重ねていくたび日に日に症状も良くなり、現状を前向きにとらえることが出来るようになり、21日目には、なんと奇跡的に側弯症もほぼ治り、もちろんヘルニアの痛みも治まり、普通に真っ直ぐ歩けるようにまで回復しました。『本当にここまで来れたのも酒井院長はじめスタッフの皆様や家族のお陰です!』

しばらくして、広島県に帰られた坂本さんより一通の手紙が私の手元に届きました。

・・・ あのときの治療を通して学んだことが今では自分の心の原点となっています。今では腰の痛みも全くなく、日々仕事をがんばらせてもらっています。
 健康とはとてもありがたいものです。
 そして家内や子供たちにも感謝する事が以前より増えました。酒井先生も私もまだまだ働き盛りです。お互い身体が資本ですので、健康に気を付けながらがんばりましょう。有難うございました。

院長:本当に良くなられて良かったです。 このように極度のストレスの蓄積の結果、背骨が歪み強い痛みの症状を引き起こしてしまうケースもあるのです。できたら、調子の良いときも含めて定期的に身体のケアをしていくことが大切だと思います。