治療体験記 vol.25
『まさにゴッドハンド!』
朝起きると、その第一歩から足の裏が痛くて、何かに、つかまらないと歩けない状態になりました。とにかく筋肉痛のような痛みで激痛に近く、家の2階から1階に降りる時は、階段の手すりを持たないと降りることが出来ませんでした。しかし、しばらく歩いていると痛みがなくなるという状態がずっと続いていました。
長年会社勤めをしていて車通勤が多く、事務所内では椅子に座ったままの姿勢が多く、運動不足だと思い込んでいました。だから運動をすればいつかは治ると思い、放っておいたのが間違いでした。
夏頃にはあまりの痛さと昼間でも休憩の後や歩き始めると痛くなり、「何かおかしい」と思い、初めて総合病院の整形外科を訪ねました。
レントゲンをとっても異常なしで「神経痛」とだけ言われ、放っておかないと仕方がないという事でした。納得がいかず再度違う整形外科の病院へ行きました。そこでは、すぐに、私の説明を聞いただけで「『足底腱膜炎』ですね。」と言われました。起床後の第一歩目に足裏が痛く、歩いているうちに痛みを感じなくなるのが特徴で、足裏のアーチを支えている足底腱膜に炎症が起こる病気のことです。しかし、私にとっては「激痛」であっても、レントゲンは何も写ってないので、病名はわかっても治療方法がないようでした。
この頃には、足首・ふくらはぎまで痛み出し、歩けなくなるのでは…と不安で一杯で落ち込んでいました。そんな時、友人からカイロプラクティックさかいさんを紹介して頂き、祈るような気持ちで訪ねました。院長先生をはじめ、他のスタッフの方々にも大変親切にしていただき、「よくなりますから、一緒に頑張りましょう!」とおっしゃっていただき安心しました。院長先生もひとつひとつ丁寧に説明していただき、私の納得のいくものでした。
私の場合、根底にストレスのほか、20年以上にわたる慢性睡眠不足・疲労が重なり、30代では乗り切れても50代になると、ホルモンのバランスが崩れ、体力的に乗り切れないのも原因のひとつとしてありました。だから良くなるには、1年くらいはかかるかもしれないと腹をくくりました。
治療を始めて、最初の頃は不安感もまだ少しありましたが、2ヶ月経ったある日の朝、起きた時、痛みが全く無いので「アレ?!!」と思いました。このときの感激は今でも忘れられません。嬉しくてすぐに院長先生、スタッフの方々にお伝えしました。「本当によかったですね!」と心から喜んで下さり、今ではすっかりよくなりました。本当に健康のときはわかりませんでしたが、思うように歩けなくなってはじめて、健康のありがたさを知ったように思います。
先生の全く痛みのない優しく心地よい手技には、本当に驚くばかりです。心まで癒されます。私も自分の身体を軽視せず、生活習慣もきちっとケアしていかなければと感じています。心身共に健康であるのが一番です。院長先生、そしてスタッフの皆様、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。