『カイロプラクティックさかい』は、滋賀県守山市(栗東駅東口より徒歩約7分)にあるJSC指定院です。

JSC指定院カイロプラクティックさかい

当院の治療動画

TOP > はじめての方へ

〜初めての方はお読みください〜

『当院の治療動画』

ポリシー

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
初診をご希望されているということは、何かの症状でお困りのことがあると存じます。
お困りの方に対して親切でありたいと日々思っております。
一方で当院に対する要求水準は年々高まっており、医学的根拠に基づいたカイロプラクティックの治療内容を超える過度な期待、要求、ご相談をお持ちの方もいらっしゃいます。

患者様と同じ方向を向いて治療を共有していけるよう、
まず初めに『当院のポリシー』をご一読の上、
ご予約いただけますよう何卒よろしくお願いいたします。

  • 当院ではお電話で症状について詳しくお話を伺い、当院で対応可能か判断させていただきます。
    ※お電話で症状について詳しくお話になりたくない方、また症状の程度(内容)が当院では対応できないと判断した場合はお受けいただけませんので、ご承知の程よろしくお願い致します
  • 内臓系に疾患をお持ちの方は引き続き、かかりつけ医のご受診も継続してください。
  • カイロプラクターはカウンセラーではございませんので、ご自身の人生や生活に関するプライベートなご相談、ストレス等はお聞きすることはできません。
  • 当院は患者様の安心安全を常にお守りし、心安らぐ治療院でありたいと考えております。
    患者様やスタッフに対しての迷惑行為や攻撃的な言動、治療方法の指定、症状の程度と反する治療回数の指定、同業類似院(カイロ・接骨院・柔道整復師・療術師・鍼灸・整体など)の方は以前迷惑行為があった為、大変申し訳ございませんがご受診をお断りさせていただいております。※病院関係者【医師・看護師・理学療法士】などの方は今まで通りお受けいただけます。
  • 治したいという気持ちを持ってご受診されるご本人のみ診療を行っております。
  • キャンセル等が続く方は以降お受けいただけない場合があります。
  • 土曜日は大変混み合います。初診の方、初診後間もない方は出来る限り平日でお願いいたします。
  • 昨今社会的に問題となっております、悪質なSMS(ネット)での書き込み、また同業類似院の方の受診と判断した場合然るべき措置を取らせて頂きます。

当院は患者様と一緒に良き方向を目指して治療を進めていきたいと思っております。
何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

院長

よくある質問

カイロプラクティックとは何ですか?
カイロプラクティックは、アメリカで生まれた治療法で、現在世界88カ国(内44カ国で法制化)されている世界第二のヘルスケアです。脊椎を中心とした身体の構造と機能に注目した手技療法を特徴とする広義の医療です。施術法は様々で、主に脊椎やその他の身体部位を調整することにより、痛みの軽減、関節可動域や機能の改善、身体の自然治癒力を高めることを目的としています。
WHO(世界保健機関)国際認定基準カイロプラクターとは何ですか?
WHO(世界保健機関)が定めたカイロプラクターになるためには、国際的な教育基準のガイドライン4年以上の全日制大学で4200時間以上の医学教育の修了を必須としています。
現在日本には『カイロプラクティック』の看板を掲げている治療院はたくさんありますがWHO国際基準資格保有者は僅か国内3%以下です。
当院酒井院長はWHO国際基準認定の正規のカイロプラクターです。
【6年制7065時間医学教育全般修了】
高齢者、子供、妊婦も治療可能でしょうか?
老若男女問わず妊婦さんも可能です。
3才〜100才位の患者様が来院されております。妊婦さんは安定期に入った頃より安全な方法のみで施術いたします。また産後は一カ月後より施術可能でこの時期はホルモンバランスの乱れから疲れやすく、ギックリ腰や腱鞘炎を起こしやすいですので、早めのケアをお薦め致します。
JSC(日本カイロプラクティック師協会)指定院とは何ですか?また酒井院長のご経歴を教えてください。
JSCは、日本で唯一の6年制の学位を修めた者だけが入れる教育機関です。
JSCではカイロプラクティックの範疇を超える医学教育全般、救急医療、放射線学、脳神経外科学、産婦人科学、薬理学、病理学、内科学、整形外科学、患者診断学など…を履修します。
そこに、カイロプラクティック学の学科と実技、実際の献体を用いた解剖までに至り、身体の仕組みを総合的に理解し治療技術を修得していきます。
そして医学部と全く同じ7065時間に及ぶ医学教育全般と臨床カイロ学を修了した先生のみが「カイロプラクティックの大学院」ともいえる最高峰の組織である『JSC指定院』を掲げることができるのです。

・柔道元日本代表
・WFCカイロプラクティック世界大会功労賞受賞
・開院22年 来院総数22万人の施術実績
(2023年時点)
接骨院、整体、整形外科、リラクゼーションと何が違うのですか?
【接骨院】
柔道整復師の方がされているところです。起源は柔道や柔術から生まれ、柔道家が生計を立てるために整骨院を開くようになりました。主に(打撲、捻挫、骨折、脱臼)などのケガを治療する職種です。しかし、最近では整骨院が法律で禁じられている慢性疾患の方を扱いはじめ大きな社会問題にもなっております。

【整体】
日本で生まれた言葉ですが、統一された学技がないため治療の客観性が検証されず、どうしても独善的になる傾向にあります。

【整形外科】
腰痛、膝痛、股関節痛など、カイロプラクティックと患者様の症状が重なることが多いと思います。
違いは、整形外科では主にレントゲンなどの画像検査を行います。対処療法として薬や湿布、注射で治療をしていきます。悪化すると手術となります。

【リラクゼーション】
くつろぎ、癒し、気晴らしを主としているため、身体の不調を改善するエビデンス(根拠)や定義はありません。
どのような症状が対象ですか?
当院の治療は、背骨や関節の異常を手技で調整していくことで、神経系の働きを回復し、症状の改善を行っています。このような治療は、腰痛や肩こり、関節痛、神経痛などの痛みの軽減に加え、神経がコントロールしている筋肉や様々な臓器の不調も改善します。
特に神経の不調が関係する便秘・胃のもたれなど内臓機能低下、生理痛、冷え性、自律神経失調、高血圧、めまい、不眠症、慢性疲労などの改善も期待できます。

【主な症状】
四十肩、五十肩、膝痛、股関節痛、ムチウチ症状、椎間板ヘルニア症状、脊柱管狭窄症、滑り症、分離症、顎関節症、腱鞘炎、症、ばね指、偏平足、便秘、アトピー症状、不妊、骨盤調整、姿勢改善、更年期症状、内臓機能低下、自律神経失調症、全身疲労、スポーツ選手のケアなど
どんな症状でも受け入れてもらえますか?・・・痛みが強くて我慢できないのですが、診てもらえますか?
問診で症状の程度をお聞きし、場合によりお受けできないケースもございます。またペインクリニック等専門医をお薦めする事もあります。
※特に日常生活に支障をきたす程の強い痛みのある方や診療台で上下の向きが出来ない症状の方はお受けできませんので、ご了承ください。
治療は痛くないですか?ボキボキされますか?
ソフトな治療で痛みはありません。全身をボキボキするのは治療でも何でもありません。
基本的な医学知識を知らずに意味もなくボキボキ施術しているケースが多く、この行為はある意味危険な行為でもあります。

例えば「動かさなくてもよい椎骨(背骨)まで、動かされてしまう場合もあり、正常な背骨と背骨の間の関節がハイパーモビリティー(過剰運動)となる異常な状態が新たに生まれてしまうのです。結果、ムチウチに似た症状やその周辺に違和感が残る状態となるのです。
ボキボキする施術者は、実はこのロック(フィクセーション)の部分が検査で探せずに、ハイパー(過剰運動)なのか、ハイポ(抑制)なのか、フィクセーション(ロック)なのかが分からずに、手当たり次第に、ボキボキとアジャスト(矯正)してしまうのです。結果、そのグラグラの関節を守るために周辺の筋肉が拘縮し(張り感、硬さ)となり、その解除のために、またボキボキしないとすっきりしないというアリジゴクの様な悪循環の状況が生まれてしまっているのです。
当院では開院22年で22万人以上(2023年時点)の患者様の施術を行って参りましたが一度も事故等はございません。
施術時間はどのくらいですか?
当院では計測器を用いたり、遅延と思われる余計な検査は行いません。熟練のカイロプラクターが可動触診によって得られたミリ単位のズレ(サブラクゼーション)を一番安全な【持続圧の方法】で、本当に治療が必要な箇所のみ適切に行うようにしています。

弱っている臓器を見抜く為の筋力検査はスタッフの手を介し瞬時に見抜き即治療を行います。治療により自然治癒力を最大限高め症状の改善を目的としている為、治療にかかる時間が重要だとは考えません。重要なことは、「診立て」とそれに対する「治療の質」だと考えます。
治療目安は10分程度、他電器、罨法療法(温め)等で20分〜40分程度・初診は問診含め1時間程となります。
※正規のカイロプラクティックとは医学知識に裏付けられた学問とそれに基づいた施術であり、接骨院、整体、リラクゼーションとは全く別のものです。
複数の症状がありますが治療して頂けますか?
症状の程度にもよりますが、治療は可能です。
但し、一回の治療で主訴(主に症状のある部位)が優先となりますので、その場合2回目、3回目と連続で違う部位を治療される方が多いです。スタッフまでお尋ねください。
治療の副作用はありますか?
治療はお体へ外部から介入をするものなので、大なり小なり体の変化が生じます。
からだ全体が軽くなる、食欲が湧く、眠くなる等感じ方には個人差があります。大抵は治療をした結果、リンパ系統と内臓の働き、あるいは神経系統の働きがよくなったためですので、安心してください。
まれに治療後に痛み、しびれ、だるさといった副作用が起きることがありますが、ほとんどの場合、それらは一過性のものであり、「脳のリセット」が行われている最中である事を意味しますので全く心配はありません。
逆に「何にも感じない」など、『感じ方』が非常に気になる方は返ってストレスになりかねませんので、治療はお薦めできません。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
何回ぐらいで治りますか?
治症状には「器質的疾患」と「機能的疾患」の二種類があります。

【器質的疾患】
症状をひきおこす構造的な異常、原因がはっきりしているもの。整形では骨折や脱臼などを指す。(大体は1カ月程で改善される)

【機能的疾患】
構造的な異常が見つからないのに(レントゲンでは異常なしと言われる)働き(機能)に問題があり症状がでる。

当院に来院される患者様の殆どは、「機能的疾患」で、ひどい肩凝り、めまい、腰痛、膝痛、股関節痛などになります。
その多くの方は「何年も、何十年も症状に苦しみ、病院や治療院を転々とされたが治らずに困っている」という方が大半です。

この「機能的疾患」は病院でも基本的に「経過観察」あるいは「患ってきた年数以上に治療期間がかかる」と言われております。
当院では、「一回で良くなるものは治ります」とお伝えします。
但し、長期間にわたり症状がこじれて【慢性疼痛】(治癒に要すると予測される期間を超えて持続する痛み)や症状が悪化している場合は、症状に伴った治療期間が必要になることもあるという事をお知りおきください。
どのような服装で行けば良いですか?
患者衣もございますが、なるべく軽装でお越し頂くと幸いです。
料金と健康保険について?
申し訳ございません。保険適用外となります。
現金診療は以下のとおりです。
・初診料2500円・1回の診療費4950円
・5回分の回数券=23100円(4620円1回あたり) ※小学生以下はその半額となります。
心療内科に通院歴のおありの方、発達・療育などに係るまたは、敏感・心配性・神経質、生きづらさ、しんどさ等がおありの方は必ずお読み下さい
当院にご関心を頂きありがとうございます。
昨今、神経系に働きかけるカイロプラクティックは精神の安定や運動機能の向上にも有効性があるとの症例も多く、また研究も進んで参りました。
しかしながら自己の自然治癒力を最大限に高めるための、内臓の機能低下を回復させていくという治療は、継続的に行う必要があります。

目に見える外傷治療とは違い、治療後の感じ方や現れ方には個人差が大きく、良い結果が直ぐに体感できると確約できあるものではありません。
当院は横幅の狭い診察台が5台横並びとなっておりオープンな空間でパーテーションがありません。お隣の方の話し声や電話対応の声などが騒音となり「しんどさが出る可能性」がございます。また「人混みが苦手、狭いベッドでじっとしていられない、過敏に反応してしまう、声の発出が止められない、衝動性がある」等がございましたら、返ってしんどさを助長する恐れがありますので治療はお控えください。
同業類似業ですが通院出来ますか?
カイロ・接骨院・整体、鍼灸などに関わる方
大変申し訳ございません。以前、当院の姉妹店を名乗る、勉強目的で潜入、盗撮等同業類似業者様からの被害があった為、大変恐縮ですが、カイロプラクティック、接骨院、整体など属に類似とされる関係者様の一切をお断りさせて頂いております。
万が一発覚次第、然るべき対応となります旨ご承知ください。
尚、医師、看護師、救命士、理学療法士など病院関係者の方はお受けできます。
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします

カイロ110番

『レントゲンは異常なし!』でも痛むんです・・なぜですか?
病院では、MRI、CT等を撮ったけど、結局「原因が分からず・・ でも痛むんです!」といった患者様は非常に多いです。医大や病院のドクターからの依頼で、「こういう症状の患者様を酒井先生のところへ送りますので、診て頂けますでしょうか?」と紹介され、来院される患者様は沢山おられます。
病院から紹介されてくる患者様のお話を聞いていますと、『可動触診』の重要な検査をされないでいる方が非常に多いのです。
(可動触診:関節の動きや靭帯の働きが実際にどちらの方向にどのくらいズレているかを直接確かめる方法)

この「可動触診」は非常に重要な検査です。レントゲンやMRIには写らない「筋肉」「神経」「関節の微妙なズレ」「筋肉の硬さ」「関節の動き過ぎている方向や動きが悪くなっている方向」の異常が発見できる唯一の検査法といえます。整形に通院するような機能的疾患の約8割が筋肉性の痛みといわれており、結果、病院へ行ってもレントゲンでは見抜けない為、湿布や痛み止めでしか対応出来ない訳となるのです。

当院では、「問診」「整形学検査」「神経学検査」「触診」「可動触診」「筋力検査」「内臓と関連筋のチェック」「カイロ検査法」等を駆使し、『診立て(診断)』をしっかりと行っていく事で根本治癒を目指していきます。
治療は時間の長さではない?ソフトな治療をする理由とは?
ボキボキしなくて、ソフトな治療で治るのですか?」と、時々耳にしますが、このボキボキする施術は治療でも何でもありません。整骨院や整体、他のカイロの治療院では、よくある話のようですが、実は施術者が基本的な医学知識を知らずに施術しているケースも非常に多いようです。ある意味危険な行為であり、実は「動かさなくてもよい椎骨(背骨)まで、動かされてしまう場合がよくあり、正常な背骨と背骨の間の関節がハイパーモビリティー(過剰運動)の異常な状態を新たにつくってしまうことになります。

結果、次のページの≪豆知識コーナー≫で詳しく説明しますが、ムチウチに似た症状やその周辺に違和感が残る状態となるのです。

殆どの施術者は、実はこのロック(フィクセーション)の部分が検査で探せずに、ハイパー(過剰運動)なのか、ハイポ(抑制)なのか、フィクセーション(ロック)なのかが分からないで、手当たり次第に、ボキボキとアジャスト(矯正)してしまうのです。

当院では、可動触診によって得られたミリ単位のズレ(サブラクゼーション)を一番、安全な【持続圧の方法】で、しかも、本当に治療が必要な箇所のみ適切に行うようにしています。従って、治療する時間の長さが重要だとは考えません。重要なことは、「診立て」とそれに対する「治療」だと考えます。
どのくらいの期間で治りますか?
症状には「器質的疾患」と「機能的疾患」の二種類があります。

器質的疾患とは、整形的な分野で言いますと、「骨折」や「脱臼」等の事を指します。この場合、通常は一、二カ月くらいが目安になると思います。

ところが、当院に来院される患者様の殆どは、「機能的疾患」であり、例えば、ひどい肩凝り、めまい、腰痛、ひざ痛、股関節痛などになります。
しかも、多くの方は「何年も、何十年も苦しみ、あちこちの病院に行っても治らず困っている」という方々が殆どです。
病院でも、基本的には「患ってきた年数だけ治療期間はかかる」と言われます。

当院では、「一回で良くなるものは治ります!」とお伝えしますし、何カ月も何年も症状がこじれて【慢性疼痛】の状態になってしまっている患者様の場合は、ある程度の治療期間が必要になるということもあるのです。

治療期間中は、生活の上でのアドバイスもさせて頂きながら、睡眠時間も出来るだけ充分にとって頂き、少しでも症状改善に向け、同じ方向性でがんばっていけたらと思います。
今回の治療と症状はどう関連しているのでしょうか?
例えば、「ひざが痛い」という症状の場合、結果は「ひざが痛くなる」のですが、原因の部分が違う場合もよくあるのです。

これは意外と知られていませんが、「外傷的なケガ」と「いつの間にかひざが痛い」というケースでは、全く意味が異なるのです。

実は、ほとんどの場合が後者の方で、本当の原因が違うところにあり、例えば内臓機能低下(主に肝臓、胆のうの機能低下…脂肪肝、代謝の低下、胆石等)によって関連する筋肉であるひざ裏の「膝窩筋(しっかきん)」の筋力低下が原因で、何らかの負担がかかったときに、結果として「ひざを痛めてしまう」というケースが非常に多いのです。
この場合、整形でいくら注射を打っても、湿布や痛み止めをもらってもあまり意味がありません。
大切な治療は、患部をしっかりと治療しながら、本当の原因をつくっている内臓機能をバックアップしながらケアをしていく根本治療が必要になってくるのです。

当院では、再発防止を含めて、「なぜ、そのような状態になってしまっているのか?」という本当の原因を突き止め、治療していく事を心掛けております。
痛みが発生するメカニズムと緩和させる方法を教えてください!
【痛みが起きるメカニズム】

痛み【体性感覚刺激】を感じる伝導路は⇒ 【脊髄後(せきずいこう)角(かく)】⇒視床下部【高次(こうじ)脳(のう)中枢(ちゅうすう)】⇒【大脳皮質】へと伝わっていきます。
しかし、痛みが伝導された後は、通常、人間の体の仕組みで、抑制機構も同時に働き、いつまでも痛みが続かない仕組みにはなっています。
ポイントは、【脊髄後角】の部分がいわゆる痛みの【関所】になっているわけです。
つまり、痛みの事をずっと心の中で悩んでいたり、ストレス等で気が休まらない状態が起き続けていると、この【関所】は開き続け、痛みは元の痛みより何倍にも、何十倍にも増幅して【脳に痛みの命令の信号】を送ってしまうのです。

逆に、リラックスしている状態が続いているときは、この【関所】は閉じ、痛みの程度が和らぐという仕組みが解明されてきました。
この事からわかりますように、痛みは実際の損傷がある場合だけでなく、【生活環境】や【心理的因子】によっても増減する性質があるということです。

そして慢性疼痛ですが、「長期間の痛みの刺激」や「ストレス」によって、脳が変化してしまう結果、痛みが慢性化していき、より複雑になっていくことが最近になってわかってきました。
早期に適切な治療をして慢性化する前に防いでいくことが何より大事なことなのです。

豆知識

自分でも首や指をボキボキ、そこらのマッサージ店でもボキボキ、
その場ではスッキリするのですが、また直ぐに張り感と硬さが出てきてボキボキしたくなります!!

酒井先生:まさに負のスパイラルに入っている状態です。先ほども述べましたが、本来、緩めなくてもよい関節が一度不必要なアジャスト(矯正)によって、緩められてしまうと、これはもちろん病院でレントゲンを撮っても写らないのですが、一生グラグラの状態のままになってしまうのです。そして、そのグラグラの関節を守るために周辺の筋肉が拘縮し(張り感、硬さ)となり、その解除のために、またボキボキしないとスッキリしないという悪循環の状況が生まれてしまっているのです。