治療体験記 vol.33
『頸椎のヘルニアが治った!』
― みんなに支えられて ―
20代から、シックハウス症候群、顎関節症など持病はあるものの、よく食べ、よく寝、(運動は全くしていませんが・・・) 元気だけが取り柄でした。でも40代頃から、疲れやすくなり、睡眠を取っても体力は回復せずこんなものなのかなぁと思っていた矢先、昨年の10月に、朝起きたら突然首が動かなくなってしまいました。ひどい寝違えなのかとしばらく様子をみていたのですが良くならず針治療に数回通ったのですが、腕まで痛くなってきたので不安になり、行かなくなりました。
1ヶ月程経っても良くならず、今度は整形外科で診てもらうことにしました。
レントゲン写真を撮って、薬を処方してもらったのですが、いっこうに良くならずMRI検査をすることなりました。MRI検査の予約はしたものの、その間に左肩と左腕に激痛が起こり、しびれも伴い仕事どころか、日常生活にも支障が出るほどになってきました。仰向けに寝ている時だけが、痛みが和らぐ程度で、今思い返しても本当に辛い日々でした。
MRI検査の結果、「頚椎椎間板ヘルニア」だということが分かりましたが、整形外科では薬の処方だけで、日が経てば治るかもしれないし、治らなければ手術になりますと淡々と言われ、頭が真っ白になりました。
これから先どうしたらいいんだろうと不安しかなかったです。とりあえず仕事は、有給と年末年始の休みを利用し、ゆっくり休むことにしました。そんな時、姉がいつもお世話になっているさかいさんで「一度診てもらったら?」と予約をしてくれて、藁をもつかむ思いで診て頂くことにしました。
酒井先生は、ヘルニアの患者さんをたくさん診ておられ、「手術が必要な患者さんと必要でない患者さんは、診れば分かります。中川さんは手術しなくて大丈夫ですよ!」と言って下さいました。
不安しかなかったので、本当に心が救われ、涙が出たのを覚えています。また、毎回治療の最後に「もう少しですよ。がんばって治していきましょう。」と言って下さいます。この言葉に励まされ、あともう少しか・・・頑張ろうという気持ちに切り替えることができました。先生の言葉を信じ、10日間程ほぼ毎日治療して頂き、忘れもしません。
1月4日の朝目覚めると左肩と左腕の痛みが嘘のように和らいでいました。しびれも多少残るものの仕事にも復帰ができ、元の生活に戻ることができました。
あの時はどうして私ばっかりこんな目に遭うのかと思っていましたが、今思い返すとなるべくしてなったのかなぁと今は思えるようになりました。私の場合症状が軽かったから言えるのかもしれませんが、あの時、痛みが出て良かったと思います。この先、生活習慣も改めることが出来ますし無理をしないように慎重になることも出来ます。
この先もうまく付き合っていこうと思います。
酒井先生、スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。いつも気さくに話掛けて下さり、治療に行くのが癒しの場になっております。これからもよろしくお願いいたします。