『カイロプラクティックさかい』は、滋賀県守山市(栗東駅東口より徒歩約7分)にあるJSC指定院です。

JSC指定院カイロプラクティックさかい

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心身の疲れと治療

『心身の疲れ・病には副腎治療と対策が必要』
― 容量オーバーによるバ ーンアウトを防ぐ ―

近年、増加傾向にありますのが「心身の病」です。
仕事や学業に加え複雑な人間関係や家庭問題、子育て、介護等が重なり、キャパシティ(許容範囲)オーバーとなり、心身のバランスを崩しておられる方が多いように思います。

キャパオーバーが長く続くと、やがて職場や学校等にも影響が出始め、社会生活を送るのが困難な状態になってきます。
病院や心療内科に相談をし薬を処方してもらったけど、なかなか良くならず、体は重くて息苦しい状態が続いているという方が多いのです。

この様な症状をお持ちの方は、特別、心が弱いとか努力を怠るとかと言ったことではなく、普通に生活をしていて誰にでも起こり得ることなのです。

例えば、自分に不釣り合いなほどの重責のある仕事が急にのしかかったりすると、キャパ越えが起きます。
(勿論、キャパを越え限界への挑戦をした向こう側には、大きな成果や景色が見えることもあります。例えばアスリート等が良い例だと思います。)ですが、人にはそれぞれ受け止められる限度があり、それを超えるとやがて脳疲労が起き始め理性的解決が困難となってきます。

こういう状態が長く続きますと、体調を崩し、病院では「うつ」と診断される事もあります。
その他、以前誰かに言われた傷つく言葉や裏切り等辛い経験をしたことを長年に渡り抱え込んでいますと、幾度となく思い返してしまうわけですから、やがてストレスで体に病気を作り出してしまうのです。

人生には、辛くて理不尽と思われる出来事が誰の人生にでも起こりうるものですから、もう十分苦しんだなら、その事でこれから先の人生を支配されてはならないと思うのです。体に病巣をつくってしまう前に、難しいことではありますが、辛く悲しい忘れがたい出来事には『時効』を設けることも大事な事なのです。

当院では、心身がお疲れの患者様には少し踏み込んで問診を取らせて頂き、どの部分がネックとなっているのかを把握していきます。

次に重要なのは「こころ」が「体」にどのような影響を及ぼしているかを「筋力検査」を用いて把握する事です。

この様な患者様の場合、内臓抑制反射の筋力検査を行うと、大半の方は副腎機能低下を起こしていることが判明します。

(※当院の副腎検査用スティックを用いて説明しますと、4本が正常、しかし上記の方の大半が1本くらいしか身体に乗りません。

⇒これは何を意味するかと言いますと、ストレスにより、副腎が「疲弊期」に陥ってしまっている状態を指します)
※この状態に陥ってしまっている場合、正常な状態に戻していくのに、たとえ週に(2、3回)治療したとしても、早くても1カ月半〜3カ月くらいはかかります。

「副腎」は「ストレスホルモン」と呼ばれ、ストレスがかかるとコルチゾールというホルモンを出すことにより、身を守る働きをするのです。(副腎機能低下の症状は、別名「機能性低血糖症」とも言われます。)

「低血糖症」の一番の問題は、体を車に例えると、「ガソリンが入っていない状態」 =(ガス欠状態)になってしまっているという事です。
・私たちは、食べ物(グルコース)からしか、神経細胞に必要なATP(アデノシン三リン酸)をつくることが出来ません。


・低血糖状態の場合、グルコース不足からATPの生産が非常に少なくなっているのです。
・通常、一つのグルコースから38のATP が作られると言われています。(しかし、低血糖状態にある場合は、一つのグルコースから2つのATP しか作れない状態になっているのです。)

その結果、身体内の神経細胞(特に大腿神経と思考回路)が著しく低下するのです。