四十肩・五十肩の治療と対策
【回復期】③ 慢性期のあと、(3ヶ月〜半年間)くらいは、さらに痛みが弱くなっていくため、腕も今までよりは楽に動かせるようになってくると思います。ただし、あまり動かさずに安静にしすぎていると、筋肉が固まり可動範囲の制限が残ってしまうこともあります。たとえばラジオ体操をするなど、もうこの時期にはしっかり動かすようにしていくとよいかと思います。
なお、急性期などのあまりにも痛みがひどく夜が眠れない場合などは、整形で痛み止めの注射や飲み薬を併用しながら、治療していくとよい場合もあるかと思います。
カイロプラクティックの治療では、可動触診をしていきながら、肩関節のどこの部分の筋肉の動きはよく、どこの部分の動きは悪くなって固まってしまっているのかなど、詳しく分析して検査していきながら、そこの部分に対しての治療をじっさいにしていきます。
なので、レントゲン、MRIなどで異常が見つからなかったとしても、あきらかに異常を起こしている場合もあるのです。
まず初期症状としては、腕や肩を動かすときに痛みを伴ったり、動きの範囲が狭くなったり、服を着替えるとき、髪を洗うとき、手を後ろにまわすときなどでも痛みや違和感を伴うことがあります。
こうした症状がもし出始めたら、早めにカイロプラクティックの治療をして、四十肩・五十肩に完全に入る前に防いでしまうことが何より大切です。本当に入ってしまうと大変な時期がつづいてしまうからです。
また、最後までしっかり治しておいたり、生活習慣を改善していかないと、「右肩が終わったら、今度は左肩も?」ということもよくあります。
もしも四十肩・五十肩かな?と思い始めたら、カイロプラクティック治療を早めに受けて、しっかりケアをしていきながら、できるだけ早い段階で症状を食い止めていけれるようにがんばってまいりましょう!!