『カイロプラクティックさかい』は、滋賀県守山市(栗東駅東口より徒歩約7分)にあるJSC指定院です。

JSC指定院カイロプラクティックさかい

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花粉症の治療と対策

『花粉症を和らげるスーパーホルモン!副腎』
― 「副腎」から分泌される「コルチゾール」がポイント ―

先日、「たけしの家庭の医学」という番組で、名医も解説されていましたが、花粉症の症状を緩和させる方法として、「副腎」の機能を上げていくことが大事と話しておられました。

実は「副腎」は「スーパーホルモン」とも呼ばれ、人間が生きていくうえで、非常に大切な働きをしてくれているのです。
(当院でも治療前には必ず、この副腎機能の検査をしてから治療を行います)

花粉症の場合、副腎から分泌される、「コルチゾール」というホルモンが非常に重要で、アレルギーを抑える働きだけではなく、多数の働きをしてくれております。例えば、
@ストレスを抑えるように働いてくれること
A血圧や血糖値をコントロールしながら安定させる働き
等もしてくれています。

病院や耳鼻科に行きますと、鼻炎やアトピー、かゆみ、喘息などの場合、原因物質を探す検査をしますが、(勿論これも必要かと思いますが)体内には、元々アレルギーを抑える物質もあらかじめ充分備わっているのです。この事は、意外に知らない方が多いように思います。
例えば、スギ花粉で悩んでいる方の場合、スギが原因なのはよく分かりますが、副腎からでるコルチゾールが少なくなる事が原因で症状が出現してしまう事もあるのです。

コルチゾールというホルモンは、分泌される時間帯のサイクルが決まっていて、朝割と早い時間から多量に分泌され、夕方には減ってきてしまいます。
つまり、起きる頃には血圧や血糖値を上げて一日の活動をしやすくし、夜寝る前には分泌量を減らして睡眠がとれるように促していくわけです。

特筆すべきこととして、常日頃から何らかの強いストレスを受け続けている方などは、副腎機能の低下を起こしている可能性があり、夕方になってくると、極端にコルチゾールの分泌が低下してしまいます。つまり、ここでアレルギーに対する防波堤が下がることで、花粉症等の症状が出やすくなってしまうのです。

当院の考え方としまして、アレルギーに対して「抗アレルギー薬」をもらうことは間違いではないと思っております。しかし、「副腎」機能を上げる治療や生活を心掛けていく事はもっと大事だと思っております。(アトピーも同様です。)
がんばってまいりましょう。