足のアーチを治すためには!
『足(偏平足・外反母趾・開張足)は
腰痛や股関節にまで影響する』
『偏平足』や足のアーチ構造の低下は、 それを支えている筋肉である後脛骨筋(こうけいこつきん)と長腓骨筋(ちょうひこつきん)の筋力低下が最大の原因となります。
とくに、長腓骨筋の腱は足の横アーチを支える強力な腱であり、ここが筋力低下を起こすと、足の中央の横アーチが崩れ『開張足』、前足部は平坦化し外側へ向くいわゆる『外反母趾』が起こります。
そして足を後ろからみると、かかとやアキレス腱は外向きに折れ曲がったような形になってしまうのです。
後脛骨筋と長腓骨筋の筋力低下を起こす原因は、主に2つあります。1つは
@ 副腎の機能低下です。副腎の関連する筋肉は、この足のアーチを形成する2つの筋肉になるからです。
A ハイヒール、ゆるめの靴、イボイボサンダルなどの履物が引き金となる場合もあります。
この影響は身体のバイオメカニクスの仕組みを通して、腰痛や股関節痛にまで影響を与えていくことがあります。
かかとの踵骨が外反すると、すねの脛骨は内側に入り、さらに、太ももから上の大腿骨は、外側に向かっていきます。
このバイオメカニクスの関係により、膝の内側が過度に伸ばされ、膝の外側は圧迫されてしまいます。そして、股関節の後方や外側の動きに制限がかかることにより、歩行するときに、股関節に痛みや違和感が発生したり、また腰の腸腰筋(ちょうようきん)にまで影響が出はじめ腰痛を起こしてしまうことが実際にあるのです。
そして、例えば整形外科でレントゲンを撮っても、「骨には異常がない」といわれるのですが、実際には異常を起こしており、骨ではなく筋肉の軟部組織が悲鳴をあげて痛みを起こしているケースが圧倒的に多いのです。
しかし本当の原因が分からない限り、対症療法ではなかなか解決しないため、腰痛が起こり続けてしまうことがよくあるのです。
私たち6年間の教育を受けてきた本当のカイロプラクティックの先生方は、はじめに、この腰痛を起こしていると思われる原因を探っていきます。
こうすることにより、完治させていくことが可能になります。そして再発防止にもつながっていくことになります。
これからも一生懸命頑張ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。