カイロプラクティックさかいニュース
『現代の医学では説明できない領域がある』
最近、実際に私が体験したお話ですが、ゴールデン・ウィークに当院に来ているある患者様からとても深刻な相談を受けました。その内容は、四国八十八箇所の地元では病気治し等で大変有名なご住職様が突然原因不明の病で、手足が震え、何を話しているのかさえ分からない状態に陥り、地元の病院2 カ所でも「原因不明」という事で、お弟子さんはじめ皆が大変心配されているとの事でした。
そこで、私に四国まで行って、その有名なご住職様の病を治して下さい。という依頼でした。面識もないご住職様に加え治療院を休むことも出来ない状況でしたのでその旨をお伝えしますと、「名前と生年月日とご年齢」のみの紙を渡され、藁をもすがる様子で「酒井先生、このご住職は私の命の恩人ともいえるお方なんです。酒井先生しかいないんです!!何とか助けていただけないでしょうか」と言われ、私は正直ご本人の申し出ではない治療を引き受けるべきなのかどうかとても悩みました。
そして、一日、二日真剣に考え、悩みに悩んだ結果、こちらから相手の方の状態をまず量子力学の治療法を通して遠隔でみさせてもらうことにしました。
量子力学の遠隔の治療法は、「医学的な知識はもちろん、人間的な心の修行などが進み、さらに社会的にみても客観性がある方でないととても信用できないし、されない」というとても難しい治療法の一つとも言えると思います。
私はこの医療の世界に入った自分の原点を思い出しました。6年間の医学教育に加えて、「21世紀は心の時代」とも言われますように、「これからの時代は体だけではなく心の勉強が必要な時代がくる」と強く感じ、日々の診療に取り組んできました。実際、医学の勉強を毎日実践していく傍ら、心の勉強や心の内を顧みる「内観」作業にもより真剣に打ち込んでまいりました。その中で、自分自身を深く見ることが出来るようになってきますと、相手の事もより奥深く理解できるという体験も重ねて参りました。そして本当に書いても書ききれないような医学だけでは説明がつかないような様々な体験も数多くしてきました。
私は自分自身を日々深く見つめる中で、生きていく上で非常に大切な幾つかの事を学ばせてもらったように思います。お釈迦様が説かれる滝に打たれたり、難行苦行の中に、人間本来の悟りはなく、毎日の日々の生活の中にこそむしろ悟りがあるという「中道」の精神を掴めたように思います。
毎日の大変な生活の中で、この世ならざる穏やかな心境で生きることができ、人間の欲を完全に捨て去ることで苦しむのではなく、むしろ欲をしっかりコントロールしながら前向きに生きていくことこそ人間本来の大切な生き方なのではないか!と思うようになりました。
これが、人間が幸せで健康に生きていく上で大切な考え方になると思います。
このように自身の内観作業をするようになってから二十年が経ちますが、人間の身体を医学的な見方だけではなく、本当に必要に応じて、距離が離れていたとしても、相手の状態を「意識体」として診ることが出来るようにまでなりました。これは、私なりの解釈ですが、一生懸命努力して一筋にがんばっていますと、その気づきに応じて神様が力を与えてくださっているのではないか?と。
後に熱心にこの量子力学療法に共感して下さったのが、滋賀医大の福井医師でもありました。
私は「使命感」のみで今回のご住職様の件をお引き受けしました。まず、自分自身の心の状態を良くし、場の波動調整を行うことが大切になります。そして「丹田」に意識を深呼吸して落とし、四国にいる相手の方の状態を診ることにしました。すると、相手の方の状態が「意識体」として診ることができました。
(これは、鍛錬とかなりの実績が要ります。)
そして、量子力学の「エネルギー円環療法」を通して、こちらから診させてもらった結果、頭のてっぺんから会陰部まで7 つあるチャクラといわれるエネルギーを取り入れる箇所すべてが「クローズ」されている事が分かりました。(厳密に言いますと、どの箇所のチャクラがクローズしているかで、どの内臓が機能低下しているかもわかります)こちらからは7 つのエネルギーすべてに円環療法を通して「オープン」にさせる治療を行いました。
そして一応、患者様へは「どういう状態で、どういう治療を行ったか」を手紙で直ぐに送らせていただきました。
すると、2、3日してから私のもとに連絡があり、「ご住職様の状態が戻られた」と、涙して感謝されました。後日聞いた話ですが、ご住職様から「私は、その先生に治していただいた事を存じております!私の命の恩人です。」と気づいておられたと聞き、本当に驚いたそうです。