カイロプラクティックさかいニュース
『予防医学の発想が大事』
― 現代のストレス社会を生き抜く健康の秘訣 ―
人生を長く幸せに過ごしていくためには、健康生活は不可欠であり、健康のための投資と体力の貯蓄は、ある程度必要になってくると思います。
患者様のなかには精神を重視する方もおられるかと思いますが、この場合、どちらかというと、身体の方を軽視しがちになる傾向が強くなるように思います。
しかし、身体の健康生活を長く続けていくためには、身体面も重視し、適度な運動や、逆に毎日がハードで忙しい方の場合は、身体をしっかり休めてあげること、そして、身体全体の治療やケアも必要になってくると思います。
身体と心は関連している関係にあり、例えていうならば、「身体は車の部分、心は運転手の関係」にあたると言えるかもしれません。
現代のようなストレス社会においては、自分では気づかない間に無理を重ねてしまい、その結果、心のコントロールが難しくなり、「精神的な疲労」、「取り越し苦労」、また、その症状から頭が離れなくなる「不安神経症」などの病気に繋がっていくケースもあるのではないかと感じております。
このような場合、健康の原点をもう一度思い出してみるとよいと思います。
人間には、
@ 「適切な栄養」
A 「適度な運動」
B 「適度な休養」
この3 つが必要であり、身体的なケアも非常に大切になります。当院で治療をしていきながら、この3つのバランスを心掛けていただくとよいかと思います。
私は、多くの患者様を診させていただき「予防医学」の発想はとても大切だと考えております。
現代医学の特徴でもある病気になってからすべて手を打つ発想では、なかなか幸せな生き方は出来ませんし、家族や周りの方にも迷惑が掛かってくるようになると思います。
整形外科の分野でいえば、「椎間板ヘルニア」というものがあります。これも、ほとんどの場合、「悪くなったら手術しましょう」という経過観察になっていますので、悪くなるまで放置という状態になってしまうのが現状です。
これでは「椎間板ヘルニア」と一度診断された患者さんは毎日が不安で仕方がなくなってしまいます。「手術するまで待つ」発想ではなく、「なるべくなら手術せずに済むように治していきましょう」という発想が当院の根本的な考え方なのです。
また、先日、ニュースで流れておりましたが、少々の症状では病院へ行くのが嫌だという70 代男性が、その結果、風邪をこじらせ、病院を3 か所通院し、今まで既往歴のない、ぜんそくを発症、三カ月たった今でも完治されておられないとの事でした。
このように、出来たら日頃から病気になる前に予防につとめていただき、もし症状が出たら早い段階で治療をして防いでいくことが大切だと思います。そうしていくことで症状が早く治まっていくのです。
人生を長く幸せに過ごしていく秘訣として、健康生活は絶対に欠かせないものとなります。当院としましても、少しでも患者様含め皆で健康生活が送れますよう、日々明るく笑顔と笑い声を絶やさず努めさせていただいております。
一つの症状が治まったとしても、身体のメンテナンスを含む定期セイビとして来られている患者様もたくさんおられます。短距離走にならないように、人生は長距離戦ですので、バランスをとっていくことがとても大切です。
これは私の理想ですけれども、出来ることなら健康で長く幸せに生きる人生を目指したいものです。
皆様と共に一緒になってがんばっていきたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。