カイロプラクティックさかいニュース
『触診力の重要性!』
― MRI・レントゲン・CTでは写らない異常を見抜く ―
当院には全国各地より患者様が来院され、片道数時間をかけて必死の思いで治療に来られる患者様が多くおられます。
来院される患者様の症状は様々ですが、ほとんどの方は、整形や病院等で「このまま症状が進めば手術しかない」「それまで痛みを取り除く方法はない、痛みやシビレがこのまま続くならば手術しましょう」と言われ、非常に落ち込んで来られます。
そのほか、レントゲン、MRI、CT等を撮ったけど、病院では、「原因が分からない」といった患者様も多く、最近では、医大や病院の医師からも「こういう症状の患者様を送るので、診立てを教えてほしい」と当院に紹介されて来院される患者様もたくさんおられます。
多くの患者様は当院で「問診」「整形学検査」「神経学検査」「触診」「可動触診」「筋力検査」「内臓と関連筋のチェック」「カイロ独自の検査」等を駆使して、『診立て』を行います。そして、しっかり患者様と向き合って説明しながら治療していきますと、ほとんどの場合、症状の改善がみられ、その結果、手術せずに済むようになることが多いです。
私は「触診」と「可動触診」が非常に重要だと思っております。
これは熟練された技術が必要になるのですが、一番は「患者様の情報を直接得ることが出来る」というメリットがあります。
病院から紹介されてくる患者様のお話をよく聞いていますと、ほとんどの場合、この『触診』をやっているところはありません。
『触診』は、レントゲン、MRIには写らない「筋肉」と「神経」そして「関節の微妙なズレ」「筋肉の硬さ」「関節の動く方向と動きが悪くなっている方向」等の重要な情報が直接分かります。この情報を基に、今までの問診でお聞きしたデータと生活環境、病歴などを駆使して、さらに必要に応じた「検査」を行い、治療をしていく事で、症状の根本的な改善を目指していきます。
そして、もう一つ重要視している事として、それまで大変だった患者様の気持ちをよく理解して差し上げることです。これから一緒に「よい方向」に「希望ある方向」に寄り添い向かっていくという観点です。これからも患者様と共にがんばって参ります。どうぞ、よろしくお願い致します。