カイロプラクティックさかいニュース
『人生の黒帯を目指して』
おかげさまで9月24日で開院して16年、カイロ歴22年を迎えることになりました。今では平日でも60人近くの患者様が全国各地から当院に来院されるようになりました。
またこの10月からは当院にて本格的なカイロプラクティックの学校『日本カイロスクール』の開校や身内や地域の子供達を対象に『柔道教室』も開催していこうと思っております。
カイロの学校に関しましては、私も卒業し、講師として全国の先生方にお教えしてきた「日本カイロプラクティックアカデミー≪6年制・大阪≫」の内容をより分かり易く教え、本当にカイロを学びたい方たちに将来的に継承していけたらという気持ちから開校しようと決断いたしました。
「柔道教室」に関しましては、機会を設けて地域のお子様たちにも参加していただき少しでも地域貢献ができたらと思っております。
柔道は、体を鍛え強くなる指導もしていきますが、もっと大切なことをたくさん教えていきたいと思っております。これは平成の三四郎と言われた古賀稔彦さんも「古賀塾」で常に教えていることですが、
一、「はい」という素直な心
一、「ありがとうございます」という感謝の心
一、「私がします」という奉仕の心
一、「すみません」という反省の心
一、「おかげさま」という謙虚な心
という「五訓」です。これを練習前に皆で「唱和」していこうと思っております。そして練習前と後には必ず心を静める「黙想」をして小さな子供達の教育の一環として行っていこうと思っております。
これらは当たり前のことであると思うかもしれませんが、われわれ大人でも日常なかなか出来ていないのが現実です。柔道の創始者嘉納治五郎先生は、【精力善用・自他共栄】の精神を説いてまいりました。
【精力善用】とは、心身のもつ全ての力を最大限に生かして、社会のために善い方向に使っていくこと、【自他共栄】とは、柔道の修行を通して体得した相手に対し敬い、感謝することで、信頼し合い、助け合う心を育み、自分だけでなく他人と共に栄えある世の中にしていこうという精神です。
私自身もこれからも自分の持っている全てを差し出して【人生の黒帯を目指して】がんばっていこうと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。