カイロプラクティックさかいニュース
『14年目を迎えて』
おかげさまで 『カイロプラクティックさかい』が開院して、9月24日で14年目を迎えることが出来ました。今では年間1万人くらいの患者さんが当院を訪れ、本当にご遠方より必死の思いで来院される方たちもたくさんおられます。多くの患者さんに見守られて、ある意味では育てていただいた部分も多くあるのではないかと思い自分自身より一層気を引き締めてやっていこうと思っております。
私がアシスタント時代も含めこの19年間、多くの患者さんたちの治療に携わってきて強く感じたことは、たとえ整形外科で「椎間板ヘルニア」と診断された方でも、レベルと段階によっては治すことが出来るということでした。私自身も過去に腰椎の2箇所の椎間板ヘルニアがMRIの画像上でもはっきり写っており、どこの国立病院や当時日本の最先端医療と言われていたスポーツ医科学研究所に行っても、「手術しかない!」と言われていたのですが、このカイロプラクティックの治療と奇跡的に出会って全て治ったのです。あれから19年間今まで一度も腰痛を起こしたことはありません。
もちろん状態によっては、手術した方が早い症状の場合もあります。私がみる限り100人整形外科で「ヘルニア」と診断された方のうち、90人くらいは手術なしでも治すことが出来るのではないかと思っております。今でも 『手術しなくて済むものは、何とかしてあげたい!』という強い思いで日々診療にあたっています。
今の日本の医療の現状でとても患者さんたちが困っていることは、たとえ椎間板ヘルニアと診断され「もう手術しかない!」と言われて、痛み止めや湿布をもらったとしても、悪くなるまで様子を見ながら待つしかないということです。私は、こういう方たちのために一番ふさわしい医療が、JSC指定院もしくはそれに匹敵する6年間の学校を卒業してきたカイロプラクティックの先生方が開いている治療院だと思っております。手術や薬で治す方法は、整形外科の先生の方が得意な分野ですが、実際に治療して治すのはわれわれカイロプラクティックの先生の方が得意な分野だといえると思います。
私は、「悪くなったら、手術しかない!それまで何もせず、待っておくしかない!」という今の医療の現状では、あまりにも患者さんの心が救えていないと思います。こういう方たちにとってわれわれカイロの先生が希望の光となって、少しでも症状を改善してさしあげたい!といつも思っております。
本場アメリカでは、州によって違いがありますが、病院のなかにカイロプラクティックの先生の治療室があったり、お互いに必要に応じて、MRIを撮ったり、レントゲンを撮りながら患者さんの症状を共に連携して治していきます。私はこれを理想としています。早く日本でもこういう環境になれたらと思い、これからより一層頑張っていこうと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。