カイロプラクティックさかいニュース
『自分の人生に情熱を!』
私の好きな詩に、サムウェル・ウルマンという方が書いた『青春』という詩があります。『青春とは、人生のある期間をさすのではなく、心の様相をいう。薔薇色の頬、紅い唇、柔らかな膝、というようなことではなく、たくましい意志、豊かな想像力、燃える情熱をいう。人生の深い泉の新鮮さが青春なのだ。青春の本当の意味は、臆病を退ける勇気、安易に流れるのを捨てる冒険心である。それゆえに、二十歳の若者よりも、六十歳の人にしばしば青春をみる。人は歳を重ねただけでは老いない。理想や目標を失った時に老いは始まる。・・胸を張って希望とともに生きている限り、八十歳になって終焉を迎えようとも、青春といえよう』この詩はご存知の方もいるかもしれませんが、つまり「青春とは、心の若さである!」といえると思います。非常に奥深く、勇気が湧く詩だと思います。
私は日本カイロプラクティックアカデミーで6年間、医学部と同じカリキュラムの勉強をし、さらに、開業してから11年目を迎えようとしていますが、今の現代医学はすばらしい部分もたくさんありますが、残念ながら脳や神経の作用だけでは『心』の部分の解明はされていないように感じています。今の時代を考えると、人生80年というより、100年かもしれません。その100年をどのように生きていくかは各人の責任だと思います。例えて言うと、心が船頭で、体は乗り船だといえると思います。ただし、人生の行路を旅していくためには、心を磨きながら、体の方もお手入れしたり、あるいは鍛えていく必要があると思います。とくに、今よくいわれています「生活習慣病」を防いでいくためにも35歳あたりを過ぎた頃からは、「栄養」・「運動」・「休養」のバランスには気をつけていく必要があると思います。それから、最近、若者の間にも多い、糖尿病の予備軍もそうです。これは、栄養のコントロールもそうですが、血糖値が上がっている背景として、アドレナリンが出すぎていることが考えられると思います。どこかで、がんばり過ぎてしまっているところがあり、それが長期にわたり続くと、おこってくる可能性もあるかと思いますので、そういう場合は意識的にバランスをとって生活リズムを見直したり、1日のなかでも少しでも『ほっと』する時間をつくってあげるとよいかと思います。また、ストレスや心労に関しては、あまり溜め込み過ぎないように工夫していかなければなりません。あまり溜めこみ過ぎると体の方にまで影響が出てしまい、そういうケースの場合はなかなか症状がとれにくくなってしまうからです。できれば1日の疲れは1日のうちにとっていくくらいの気持ちが大切だと思います。こういう時代だからこそ、われわれもより一層腕を磨いて、少しでも皆様のお役に立てますよう、スタッフ全員で努力し頑張っていきたいと思います。